リーダーシップは天性か、それとも後天的に作られるのか?もちろんリーダーシップの資質のいくつかを性格的に持っている人もいますが、多くの場合、リーダーシップは後天的に創られます。今回は、リーダーシップの高め方に関する重要なアプローチのひとつを「セルフイメージ」についてお話しします。
性格は30歳を過ぎると、かなり大きな環境の変化や出来事がないと、そうそう変わるものではありませんが、考え方や行動や習慣を変えることは誰でもできることです。「人は自分の思っているような(自分のセルフイメージ)自分になる」ということをお聞きになったことがあるかと思いますが、「自分のセルフイメージのように行動してしまい、そのイメージを体現してしまう」ことですね。ですので、リーダーシップを高めたい、よりよいリーダーになりたいと思う方にしてほしいことは、「理想とするリーダーの姿を描く」ことです。そしてその自分の在りたい姿になるために、新たな行動や習慣をひとつずつ開始することです。
私たちは、ありたい自分になる力を持っていることは、脳科学でも実証されています。以下の5つの行動は自分(リーダーシップ)を高めるために効果的な行動です。
- こうありたいというリーダーシップ像はどのようなものでしょうか?どのような姿勢をしていますか?どのような表情をしていますか?どのような話し方をしていますか? (リストに書き出してください。)
- その理想とするリーダーは、何を達成していますか?どのような行動をとっていますか?どのような習慣を持っていますか?(リストに書き出してください。)
- 達成すること、実行する新たな行動や習慣を毎日決め、それらを行っている自分をイメージし、声に出して自分に宣言してください。
- 毎朝、家を出る前に、上記のありたいリーダー像を鏡の前で体現し、「最高の自分の姿」を確認してください。(姿勢、表情、アイコンタクト、スマイル、言葉はどの程度自信を示すものでしょうか?)
- 毎日、新しい習慣を少しずつ実行してください。(一度に多くのことを変える必要はありません。重要なものを2-3個でOKです。)
一日を終える前に、どれくらいありたい自分であれたのかを確認することも重要です。
全ての人に、ありたいリーダーとしての自分の姿を実現してほしいと願っています。
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