変化の激しい経済環境の中、イノベーションなくしては、組織の成長はないと言えるでしょう。ゼンガー・フォークマングループの調査で明らかになっている5つの失墜するリーダーのパターンのひとつに「新しいことに着手しない(Doesn’t initiate)」があります。
新たなことを創めない、イノベーションを起こせない組織やチームには、必ず、イノベーションや変革を起こさせないリーダーが存在します。
逆に、リーダーが常に新たなことに着手し、イノベーションの率先垂範を行い、メンバーにも変革を求めていると、必然的に、その組織やチームには、常に改善と変革が起きています。アップル社の故S.ジョブズ氏の新しい商品やサービスを生み出すことに対する情熱、イノベーションマインドが独創的な商品を生み出す大きな源のひとつであったことでしょう。
私も前職P&G時代に、元CEO、D.ヤーガー氏がまだ日本で社長をしているときによく言っていた言葉を思い出します。「Fail forward = 失敗して前進しよう!」新しいアイデアを早くテストして、失敗して、改善して、本ビジネスにしよう・・・ おかげで、当時マーケティング部門でブランドマネージャーをしてにいた私も、たいへん多くの新たな試みといろいろな失敗をさせてもらい、その分多くの成功と成長を体験させて頂き、今でも感謝しています。
担当分野のリーダーである皆さんのイノベーションマインドと言動は、メンバーの方々にどのような影響を与えていますでしょうか?今期はどのようなイノベーションを起こしますか?
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